パムグループ事業責任者の1人、前畑より若手求職者の方へ向けた特別コンテンツとして、事業責任者の仕事内容や求める人材像についてについてお話します。

>>新卒・若手採用ページはこちら
>>連載　パム××地域のリーダーに求める力

鹿児島県民全員が鹿児島県のアンバサダー

僕のビジョンは、「鹿児島に内貨を流通させること」。
各地域の宿泊者割合のデータを皆さんはご存知でしょうか？
実はどの地域でも必ず地元の方に利用されています。ユーザー比率はもちろん県外や国外の方と比べると一番低いというエリアが多くあります。僕はその地元ユーザーの利用の割合を上げる仕事をしたいと思っています。もちろん、インバウンドや世界に広げるということも大事です。でもこの足元を支えている地元のユーザーを見続けて旅行を楽しめる状況に貢献したい。 鹿児島県民の観光ユーザー数100万人を目指したいと本気で思っています。
なぜなら、僕は約160万人の鹿児島県民全員が、鹿児島のアンバサダーだと思っているからです。
鹿児島県民全員が地元の魅力を知ることが出来れば、地元の魅力を県外の知人に伝えることが出来る。結果的に県民の利用率を上げることがその他の地域からの集客にもつながると思っています。これが域内メディアが地域に提供している価値です。
特に、僕の地元の鹿児島の人は本当に郷土愛が強いんです。 鹿児島の人って地元が好きだから、鹿児島にすごく期待しているので少しのことでもクレームをくれます。料理に鹿児島の米を使ってくれ！」「なんで鹿児島県の特産物をださないんだ！」とか…つまりクレームは地元への期待の現れです。郷土愛が強いからこそ、県外から来るユーザーのことを思っていろいろご意見をくれます。
強力なアンバサダーです。

経営理念は、ただ唱和するものではなく「地域経済の活性化」のプロセス

パムは「私たちは、価値ある媒体を創造し、旅行・レジャーを楽しむ皆様の満足度を高め、事業を営む皆様の集客を増大し、地域経済を発展させることに貢献します。」という理念があります。エリアマネージャーがするべきことは、この理念の通りに考え事業を組み立てていくことです。まず初めに、東京・鹿児島などの地域にとっての価値ある媒体とは何かを考えます。
そこからターゲットを設定。沖縄や鹿児島にとっての価値ある媒体は僕にとって「ちゅらとく」「温泉ぱらだいす鹿児島」だから、ターゲットは地元の方。そして次に、旅行・レジャーを楽しむ皆様の満足度を高める為には何をすべきか考え、最後に地域経済の活性化につながる事業に具体化していく。
これらを考え抜く為にはかなりインプットを積み重ねないといけません。東京支店を立ち上げた時は、関東エリアについてすごく勉強しました。 有名なお土産の生産工場にも見学に行きました。とにかく現地に行って、自分の目で見て学ぶ。経営理念は、ただ唱和するものではなく「地域経済の活性化」のプロセスです。

「地域経済の活性化」この永遠のテーマと向き合っていきます。

苦しい時ことこそ現場に行く、地域と向きあう事業

地域のリーダーの仕事において、苦しいこともいくつかあります。

例えば今回の感染症の影響もそうですね。観光業に従事する限り、感染症や自然災害、国際問題などによる影響はつきものです。避けて通れないものだと思っています。でも、この状況の中だからこそMDメンバーには「地域の事業者さんとコミュニケーションを絶やさないように！」と伝えています。 パムは東北大震災や熊本地震を乗り越えてきました。感染症の影響を受けているからこそ地域の事業者の方と同じ気持ちで立ち向かえる。だからこそ、今こそ現場に行きます。 そして必ず収束します。それまで地域とともに踏ん張ります。こういう時にしか生まれないプランやサービスもあると考えています。

それから、新規事業の立ち上げ初年度です。どんなサービスも最初はユーザー数０、売上０という時期が必ずあります。これは苦しさと面白さがあります。そこには必ず何か課題があり、そこに向かって新しいことと対峙できるという面白さがあります。すごく苦しいですが、すごくこの仕事の魅力を感じる瞬間でもあります。

パムは利益や売り上げよりも、地域にいかに価値を提供できるかに重きを置いている会社です。だからこそ味わえる面白さと魅力です。

役割を飛び越えてチャレンジしてほしい

前回、弊社の人事マネージャーより「行動を起こしている人」と仕事をしたいという話がありました。
僕からは、「範囲を決めない人」にパムにチャレンジしてほしいと思っています。
これは自分の役割、これは他の人の役割という基準を決めない人は大きく成長します。 こういう人と会いたいと考えています。