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地域企業間連携への期待 ~ワークシェアパートナー 高田より~

2020/09/23

株式会社パムが実施している、地域企業同士が連携して行う「ワークシェアリング」。
そのワークシェアパートナーとしてサンクスラボ株式会社で新規事業を創出する仕事を担っている高田より、現在の仕事のこと、ワークシェアリングの今後についてお話します。

ワークシェアリングについて
ワークシェアパートナー第一号永江さんのご紹介

のびのびと自然豊かな環境で子育てがしたいと考え、沖縄へ

まず高田さんのことを教えてください!
東京に生まれ育ち働いてきたが、娘の誕生をきっかけに、のびのびとした環境、自然豊かな環境で子育てをしていきたいと考え、移住を含めた転職活動を検討しました。
沖縄は昔から何度も旅行で来ていて大好きな場所であり、また実の兄がすでに移住していたこともあって移住先として決定。
沖縄に来ても仕事内容を変えるつもりはなかったので、自身の経歴やスキルが活用できるメディアを運営している会社を中心に検討し、沖縄では大規模なメディア運営をしている会社が少ない中、パムが最もスキルや経験、また自身のキャリアアップにつながると考えて入社しました。

パムではどんなことをしていましたか?
国内旅行者向けの「たびらい」、外国人旅行者向けの「TabiraiJapan」の観光情報・記事制作の責任者として、サイト集客と各予約事業への送客・事業貢献を推進することが主な仕事で、また同時に新規事業・新サービス担当として複数の事業を立上げました。
具体的に創出したサービスとしては、旅行者それぞれにカスタマイズした「あなただけの旅しおり」のサービス開発、たびまえ(旅する前)ではなく、たびなか(旅行中)領域の事業開発として、たびらいグルメの立ち上げ、インバウンド(台湾・香港)旅行者への新たな価値提供としてアクティビティ予約事業立ち上げ等がありました。

コロナ影響下でも、立上げ途中の事業を仲間とやりきるために転職は考えなかった。ワークシェアは救いの手。

そんな中で新型コロナウイルスの流行。社内でワークシェアの企画が始まる。
コロナの影響で社員が一時休業となりましたが、パムで途中まで立ち上げていた事業を、その事業に携わっていたパートナーと何とかやりきりたいという所はもうブレなかったので、転職活動は全くするつもりはありませんでした。ただ悩みは、そうは言っても働かなくては収入が得られない。
そんな中、ワークシェアは救いの手でした。
ワークシェアの魅力は、パムに所属しながら一定期間外部の会社で働くことができる、パムでは得られない他社での経験もできる、自信の成長にもつながることです。
さらにパムのパートナーが様々な企業とワークシェアして、地域のネットワークや企業や人とのつながりを作ることができることも魅力だと思っています。
ワークシェア先の案件をパムに連携したり、地域のネットワークにつなげて連携を深めていきたい、そんなふうに思って今仕事をしています。

ワークシェア先での現在の具体的なお仕事を教えてください。
既存事業のマーケティング支援と、新規事業の創出を担当しています。
ワークシェア先の企業「サンクスラボ」はIT×障がい者活用を推進する企業で、サテライトオフィス型の障がい者雇用サービスのマーケティング推進をしつつ、新しい障がい者活用の事業計画を検討・立案中です。
パムで経験してきたマーケティング、リスティング広告やSEOノウハウ、メディア立ち上げ、運営ノウハウ、新規事業開発経験と知識、スキル、ネットワーク等々全てをフル活用して頑張っています。
今回のワークシェアは、自分にとって新たな挑戦の機会になっています。
例えばこれまで自分にはBtoCサービスの経験しかありませんでしたが、サンクスラボではBtoBのマーケティングを担当しています。そして、障がい者との関わりをもつ仕事、障がい者を活かすことが目的の仕事をすることが初めてですが、もともと地域活性化や社会貢献、SDGsにも関心が高かったので、改めてこの領域に挑戦ができてやりがいを感じています。

ワークシェア先のサンクスラボ株式会社にて

今後のビジョンがあれば教えてください。
「インターネットで障がいのない明日に。」
障がい者の方が活躍できる社会や事業を創出していきたいと思っています。また、障がい者だけではなく、高齢者や発展途上国の方々等、ハンデキャップをお持ちの方が活躍できる未来を作っていきたいですね。働き方のビジョンとしては、ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用のバランスが重要なのではないかと考えています。どちらか一方に偏るのではなく、得意なスキル・経験を複数サービス・複数事業、さらには複数社で発揮しながらも、理念やビジョンに共感を持てる会社に主軸をおこのようにますますバランスを持った働き方が必要になってくると考えています。SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」の実現です。

高田さんから見た、ワークシェアの今後の発展は?
ワークシェアで考えると基本的には個人のスキルが重要だと思うので、MD職業務・営業職が中心になるかなと思っています。エンジニア職、マーケティング職もマッチング自体は本人次第で可能です。業種はあまり関係がなく連携できると思います。
ワークシェアというよりも企業間連携やアライアンスに今後期待ができるなと思っています。地域に根ざした事業や商品を持っている企業との相性がよいと思うので、相互連携で地域経済の発展、またそれが雇用の創出につながる施策だと思います。

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