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Webプランナー、ディレクター座談会「スキルよりも大切なコト」

2018/07/13

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IT業界からパムに転職してWebディレクター、プランナーの道を進んでいる4人が集まり、沖縄においてIT・Web業界で働くことや、自社メディア(媒体)を作っていくことのやりがいについて意見を交わしました。

写真左から
ホテルサイト運営ユニット 吉田翔平
メディア企画チーム サイトディレクションユニット 宮里真紀
ホテルサイト運営ユニット アシスタントマネージャー 石川雄也
サイトプランニングユニット 永江竜佑

ーパムを選んだ理由を教えてください。
(永江)ユーザーを第一に考えているところです。前職の広告代理店で一番優先すべきはクライアントの利益でした。純粋にユーザーのメリットを追求していくことが難しいんです。一方パムは、ユーザーにとって何が利益になるのかをしっかり考え、それを実現できるという点に惹かれました。

(吉田)僕は沖縄の経済に必要不可欠な「観光産業に携わっている」というところが大きかったですね。さらにユーザーファーストという企業理念、現地の人しか体験できない、仕入れることができない情報を自社で持っているという部分が非常に魅力的でした。HPなどを見ると、職場環境を重視している会社だなという印象を受け、パムで観光産業を通じて地域活性に貢献できればと思いました。

(宮里)沖縄移住前に当時珍しかったWebでのレンタカー予約を行っていたツアーランド(現たびらいレンタカー)を使ったことがあったんです。そして沖縄に移住してからちゅらプラス(現在のちゅらグルメ)というフリーペーパーを手に取って、どんな会社が運営しているのだろうと思って調べたらどちらもパムだったんです。そこから興味をもって、Webを通して現地から発信していくという方針に共感して入社を志望しました。当時は未経験者の募集が無かったので、別の会社で経験を積んで3年後に入社できました。

ーパムに対する愛を感じますね。

(石川)結婚をきっかけに沖縄へ移住したいという思いがあり、前職ではWebコンテンツのディレクションなどの仕事をしていたので、近しい職を探していたんです。自分が持っているスキルを活かしながら地域貢献がしたかったので。「沖縄」「地域貢献」みたいな形でキーワード検索してみたらパムに出合ったんです。サイトを見ていたらがっつり沖縄を中心に事業を行っていたので、そこが決め手ですね!

オフの日はシュノーケリングを満喫(宮里)

ーIT系企業は沖縄にはあまりない?
(宮里)『IT企業』だけであれば、沖縄にもたくさんあると思います。でもパムみたいにユーザーファースト、地域貢献、というビジョンをもって自社サービスを運営している会社はあまりないんじゃないかな。

(永江)パムみたいにビジョンを強く打ち出している会社はないですよね。

(宮里)パムはサイトにしっかり理念が書いてあったんです。当時、スマホでサイトを見たときのページの崩れはあったけど(笑)観光立県をどう活かそうかとまじめに考えている会社があったんだ、という驚きはありました。

ー地域貢献に魅力を感じたのは共通認識なんですね

(永江)そうですね、綺麗事みたく聞こえてしまいますけど。「社会や人のために出来る事」を仕事にするというのはすごく良いですよね。

ー入社してから苦労した点は何ですか?

(石川)入社時に集客増加のために採用という事は聞いていたのですが、当時は特にしっかりとしたレクチャーもなく、「ココをお願い」みたい仕事の振られ方をすることがあったんです。それで自分から動いて試行錯誤をした結果、かなりスキルが身に付けることができたのですが、苦労した点でもあります。

(吉田)僕も同じような経験がありました!例えばホテル担当でもその担当範囲はどこまでなんだろう?と明確ではないことがあります。一口にホテルと言ってもその周辺の観光情報や、ツアー予約サイトにどういう風な影響を及ぼしているか、というのが分かりませんでした。石川さんと同じく能動的に吸収していって、ようやく状況が把握できてきたと思います。もちろん自分の知識の低いという課題もあるのですが、詳細なマニュアルがないので、理解するのに時間がかかりました。

(永江)逆に自由度が高いという部分はありますよね。「やりたい」といって手を挙げたものに対して「それはお前の業務じゃない」と言われる事はまず無いので、自分がやりたいことが明確にある人に対してはすごく動きやすい会社です。バイタリティがある人はどこまでもやれる会社ですね。

(宮里)そうそう、能動的に出来ることはすごくいいし、信頼を得ると業務の依頼がいっぱい来ます。ある意味セルフマネジメントをきちんとしないと大変になるかもしれないですね。仕事って任されると嬉しいし、やる気になるけどそこの線引きはきちんとやらないと、任された後のタスク管理がきちんとできていないと結局周りにも迷惑掛けてしまうし。レクチャーが足りない部分は未だにありますが、先輩方は聞けば教えてくれますし、良い環境ですね。ただ求められるものも多いので勉強は必要。その時は苦しくてもスキルが身につくし、やった分だけ自分に返ってきます。

ーWebプランナー、Webディクターという職種に必要な資質は何だと思いますか?

(宮里)パムのWebディレクターで受け身の人っていないんじゃないですか?

(石川)Webプランナーも受け身だと何もできないですね。

(宮里)どちらも主体性、コミュニケーション能力が重要だと思います。一人で行う仕事はなくて、この仕事はシステムに頼まなきゃ、プランナーに頼まなきゃという横の繋がりを大切にしています。そこを疎かにしていると後で相違が起きて案件が止まってしまうんです。

(石川)そうですね、伝える側と受け取る側の違いが生まれないように、その認識を合わせる力が大事だと思います。あとディレクター、プランナー以外の人とのやり取りが多いから相手が分かる言葉で伝えるように意識してますね。「これなら伝わるだろう」みたいな言い方はだいたい伝わっていないですよね。社内の営業、編集職などWebに詳しくないメンバーと話すときには目線をそろえていかないと結局うまくいかない。その辺は相手のことを思いやる気持ちが大事ですよね。

(宮里)自社メディアだから、編集職や営業職との関わりは密接だよね。ユーザーの願いとクライアントの願い、その狭間にいる事も意識しないとだめですね。

(永江)自社メディアを持つということは仕事の面白さでもあり、大変さでもありますね。仕事の流れを俯瞰してみる力も大事ですね。

(石川)あとはポジティブな人が向いていると思う。結局Webはどんどん進んでいかないと止まってしまう、終わりがない業界なので、どんどん成長を求められるっていうところがあって、ポジティブでいないと辛いかなって感じます。

(吉田)それはすごく感じますね!石川さんってすっげーポジティブですもんね。(笑)

(一同)(笑)

趣味の島めぐりでゴールデンウィークは黒島へ(石川)

ーパムで実現したいことはありますか?

(吉田)現在ホテル担当なのですが、たくさんの方にご利用いただいているたびらいレンタカーたびらい観光情報に負けないように、たびらいといえばホテルだよねって言ってほしい。こうしたメディアブランディングを実現していくことが直近の目標です。

(石川)私も現在はホテルに携わっているのですが、一つの事業にこだわらず、地元企業からたびらいにお願いすれば地域が活性化するぞって言ってもらえるようなブランドにしていきたいです。社内では「パムは事業部間の連携が弱い」なんて声をよく聞くので、そこを取り払って全員が同じミッションに取り組む事ができるようにしていきたいと頑張っています。

(宮里)パムの自社メディアは改修が追いついていない部分も多く、まだまだWebサービスの標準レベルに達していないと感じています。せっかく明快なビジョンを持った会社なので、私たちは技術的にもきちんとしたレベルに達しているよと言えるようにしたいです。あとはビジュアル面をもっともっと良くしていけると思っていて、私自身はアートディレクターのような立場になりたいと思っています。

(永江)僕は人々の生活に根付く、文化と言えるようなサービスを作りたい。例えば、今は食事をするときは某口コミサイトとかを使って調べる文化になっているじゃないですか。だったら、旅行ならたびらいでしょ!?ってなるように、旅行関係の調べ事は全部たびらいを使ってもらえるような文化を作りたい。僕はこれをあと4年で実現したいです。

奥武島でのんびり(吉田)

ー今後入社を検討している方へ

(石川)僕の入社当初、パムは沖縄本社ぐらいしかしっかりとした土台が出来ていなかったんですが、今だと北海道、東京、福岡、鹿児島など各拠点で基盤をしっかりと築けていますし、今後さらなる展開もあります。沖縄に限らず自分の好きな地域で活躍できるのがパムだと思っているので、少しでもパムの理念に共感した人は、一度来て会社の雰囲気を見てもらえれば良いのかと思います。

(吉田)パムに入社して強く感じたのは、仕事だからしかたなくやるって環境じゃなくて、楽しいからやる、ユーザーを喜ばせたいからやるっていう人たちが集まっている環境だったこと。ユーザーはもちろん、自分を喜ばせたい方はエントリーよろしくお願いします。

(宮里)たびらいちゅらとくなどの自社メディアを一緒に作ってくれる方は大歓迎です。沖縄だけじゃなく北海道、九州、東京と各地域の仲間とワイワイと楽しく仕事ができ、なおかつ自分のやりたいことがチャレンジできる会社です。

(永江)旅行という人生を豊かにする事を仕事にしたい人、自分のやりたいことが決まっている人に向いていると思います。後悔はしないですよ。思いっきり自分の力をふるって、挑戦したいと思っている人はぜひ、と思います。

「波の上」でビーパ(永江)

パムのWebディレクター、プランナーが、どのようなビジョンをもって仕事に取組み活躍しているのかが伝わってきました。今は本社の沖縄で働きながらも、必ずしも仕事の場所にはこだわらないというスタンスがIT業界出身者ならではという印象です。多くの会社が集中する東京に限らず、自分の好きな場所、力を発揮できる場所でのびのびと働く、そんな選択肢が広がってきていることを感じました。

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