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地域の魅力を発信する。沖縄インターンシップ奮闘記

2017/08/28

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この夏も、観光を学ぶ大学生がインターンシップに来てくれました。
観光ピークシーズンの2週間、実地に学ぼうと東京から沖縄へやってきたのは東洋大学三年生の4人。取材で沖縄本島を北へ南へと駆けめぐり、PR動画づくりや観光記事の作成などに取り組んだ4人に話を聞いてみました。

左から、国際地域学部国際観光学科の 岡部さん 若林さん 黒田さん 鈴木さん

ー沖縄でのインターンシップを振り返って、印象に残っているのはどんなことですか?

(黒田)沖縄本島北部周遊パス「たびpass!」のPR動画の作成です。
これはパムが展開している周遊パスで、沖縄本島北部のグルメや体験をお得に利用できるというもの。より多くの人に知ってもらえるようなPR動画を作るという課題をもらい、動画づくりにイチから取り組みました。まっさらなところからアイデア出しをし、絵コンテや行程表をつくって撮影や編集を行いました。頭の中で考えたものを形にしていくのが面白く、アドバイスをいただきながら4人で力を合わせて作り上げていきました。

(岡部)沖縄の青い海でのSUPやビーチヨガ、シーサーの絵付けなどを私たち自身が体験して撮影したので、現地で経験したからこそ分かる楽しさをもっと多くの人に知ってもらいたいという気持ちを持って動画づくりができました。20秒という限られた時間で、いかに魅力を伝えられるか、何をどう伝えるか構成から言葉選びまで試行錯誤しましたね。

(若林)期間中4人で共同生活をしていたので、煮詰まってしまったときには助け合い、分担しながら業務を進めました。大変な時もみんなと一緒に取り組めたのが心強かったです。完成した動画をお披露目した際「期待値を超えてきた」という言葉をいただいて、夜遅くまで頑張った甲斐があったなぁと。

撮影で訪れた「大石林山」。沖縄の自然の魅力がつまっていました

ーたびらい編集部の取材にも同行しましたね。地域の事業者さんとのやりとりや編集者の仕事の進め方から、何か気づいたことや発見などはありましたか?

(若林)観光スポットの撮影に同行した際に、何度何度も撮り直しをしている姿が印象的でした。普段スマホ越しに何気なく眺めている写真も、現地での努力が詰まった大変な仕事なんだなと気付かされましたね。取材前の準備も、観光客が求めているグルメ情報とは?旅行中に食べたいものとは?とチームで会議を重ねている姿を見て、一つの記事を作るのにすごく情熱を注いでいると感じました。

(鈴木)飲食店取材の際、素敵なロケ―ションでのお食事は格別ですごくいい時間を過ごせたんですが、それを伝える一枚を撮るには写真の角度や背景もさることながら一般のお客様への配慮も欠かせず、記事が作られる裏側の苦労を知りました。また複数のビーチをまわるなか、東海岸と西海岸では同じ沖縄の海とは思えないほど風景が違っていて驚きました!友達とわいわいしたい時は西海岸を、癒しを求めてリフレッシュしたいときは東海岸をおすすめしたいですね。

(岡部)一口にビーチと言っても、それぞれのビーチで違った魅力がありました。他にも道の駅近くの展望台からの景色など、現地をよく知るたびらい編集部の方に案内してもらったから出合えた風景がたくさんありましたね。
記事作成にあたり厳しい基準を設け、正確さやスピードを大切にしているのをみて、こうやって作られている情報は信頼ができるなと思いました。

取材同行で向かった名護市の21世紀の森ビーチにて

ー2週間の間には休日もありましたが、どんな風に過ごされたんですか?

(鈴木)休日もパムの皆さんに沖縄をあちこち案内してもらいました。沖縄での生活を楽しんでいる方が多くって、私たちが知らない場所をたくさん案内してくれました。おしゃれなカフェでのランチや南部でのシュノーケルに加えて、スナックで沖縄民謡を練習するというディープな体験もできました(笑) ソーキそばや天ぷらなど沖縄ならではの食べ物もおいしかったです。

(黒田)パムグループが主催する飲み歩きイベント「ぬみあっちゃー」に参加した際に、多くの社員の方と交流の機会を持て、社長さんとお話しする機会もありました。定番の首里城に訪れたり、栄町というディープな街のおいしい沖縄そばのお店を教えてもらったり、現地で暮らしている人から一歩踏み込んだ沖縄を案内してもらったことが楽しかったです。自分もこんな風に家族や友人を案内できるようになりたいなと思いましたね。

ーパムでのインターンの経験を今後どのように生かしていきたいですか?

(黒田)私は社会人になるのが楽しみになりました!パムは自分たちでサービスを育てていくんだ、という想いをもって働いている人が多く、サービスが育っていくのを見るのが楽しいと口々に話していた姿が印象に残っています。同時に自由である反面、自分で考えて行動しなければいけない点は社会人の厳しさを感じましたね。

(鈴木)取材や動画作りを経験して、観光における情報発信の面白さがわかりました。仕事への姿勢や取り組み方など「私もこうなりたい」と思える人に出会えたことも、大きな財産です。皆さん気さくなだけでなく、観光や旅行に対して熱い気持ちを持っていて、私たちインターン生に対しても真摯に向き合ってくれたので、今後社会人になるにあたって自分の考えを整理する機会になりました。

(岡部)自分自身で考え、提案し、周囲を巻き込んで実行していくプロセスを経験できたことで、ひとつ成長出来たと思います。パムでは楽しそうに仕事をしている方が多く、社会人として目指す姿がより具体的になりました。将来は目的を持ってバリバリ働きたいです。あと、沖縄が本当に好きになりました。

(若林)人を呼び寄せる媒体や仕組みづくりの面白さを感じました。会社に入ることが目的ではなく、会社で何をするのかが大切だと分かり、より具体的に働くことをイメージできるようになったのは大きな収穫です。仕事に対してまっすぐに正直に向き合っている姿をみて、自分もこうありたいなと思いました。

今回インターン生の受け入れを担当した柳澤は、一つでも多くの体験をしてもらおうと社内外とインターン生の交流の場をどんどん作っていきました。「無事にインターンシップ期間を終えて、沖縄とパムを好きになってくれた4人の姿を見れたのが嬉しいです。これからも事業者さんとユーザーを、また旅行者と地域をつなげていきたいです」

訪日観光客の多さを肌で感じ、取材に向かう車内で話した観光の話、現地ならではの体験にたくさんの人との出会い・・様々なエピソードを話す4人の姿から、沖縄で濃い2週間を過ごしたことが伝わってきました。
また沖縄でお待ちしていますね。社会人になったら、同じ観光業界の仲間としてお会いしましょう!

休日のワンシーン。港川にて期間限定のかき氷を楽しみました♪

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