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Iターン移住者座談会 「沖縄に移住してみたら〇〇だった」

2017/02/03

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今、都会を離れ地域で働くことを選択する人が増えています。パムにも全国各地から多様な人材が集まってきており、移住者が半数を占めるまでに。
今回、沖縄に移住した4人が、移住のきっかけや不安だったこと、沖縄での暮らしや仕事についてざっくばらんに語りました。

別々の部署で働くIターン移住者の4人

写真左から
川村(かわむら) 北海道より移住 旅のマーチャンダイザー(レンタカー
山室(やまむろ) 家族で大阪より移住 旅のマーチャンダイザー(アクティビティ
綾部(あやべ) 福岡より移住 たびらい編集部
石川(いしかわ) 夫婦で東京より移住 Webプロモーター

ー単身、夫婦、家族でと様々なライフステージで移住をされていますが、沖縄移住のきっかけを教えてください。もともと沖縄が好きだったり、移住したい気持ちがあったりしたのでしょうか?
(山室)僕は前の職場で沖縄転勤の公募があり、そこで手を挙げたのが移住のきっかけです。小さい子供がいて、沖縄は子育てがしやすいと聞いていたので、このタイミングかなと。家族の生活も背負っているので、来るときは熟慮しましたね。そこから転職する際に本土の企業も見たんですけれど、やっぱり沖縄が好き! ということもあって沖縄生活を続けることにしました。

(石川)僕は東京で働いていましたが、結婚を機に改めて将来について考えたとき、東京じゃなくて沖縄で生活するのもありだなと思ったんです。それで沖縄移住を見据え仕事を探しました。これだと思う仕事が見つかったら移住しようとのんびり構えていたら、意外とすぐ見つかって。少し悩みましたが沖縄好きの妻も賛成してくれて、今に至ります。

(川村)私は沖縄に憧れていて、一度旅行に来てはいましたが、生活するということは具体的に考えておらず…パムへの入社をきっかけに沖縄に移住した形です。雪も苦手だし、”沖縄なら住みやすくなるんじゃないかな”ぐらいの気持ちで沖縄に研修で来たら、結果的に沖縄での仕事や暮らしに支障がなくここでの生活が続いています。両親は少し心配していたので、北海道出張時にタイミングを合わせて顔を見せるようにしています。

(綾部)私は沖縄が好きで毎年遊びに来ていたのですが、沖縄は労働環境が良くないという風に言われているし、仕事はないんだろうなと思っていて。正直なところ、老後に住めたらいいなぐらいに考えていました。九州・沖縄エリアで、なんとなく転職活動をしていたところパムに巡り合いまして。多少悩みましたが、沖縄移住を決めて親に報告したら衝撃を受けていましたね。九州内は地続きで安心していたのに、沖縄は離れているので、何かあったときにすぐ行けないから心配だと今でも言われ続けているので、まめに連絡をしています(笑)

夫婦共通の趣味は島巡り。西表島でのワンシーン(石川)
夫婦共通の趣味は島巡り。西表島でのワンシーン(石川)

ー見事にばらばらですね。沖縄に来るにあたり不安や心配はありましたか?
(石川)僕は、まずパムという会社に対して大丈夫かなっていう不安がありました。地方の会社だし、様子がわからないでしょう?唯一の情報源であった当時の会社HPは古い印象で、応募時までは不安もありましたが、面接で実際に何人かとお話をさせてもらって会社の様子が分かったのと、東京から来てる人も多いと聞いて安心しました。住居については、物件を探す目的で事前に3泊4日の沖縄旅行に来ました。

(山室)僕は引っ越すまで沖縄に一回も来られなかったので、不動産会社の人に住居の内装や間取りの画像をたくさん送ってもらいました。引越し直前の年末に車のリアガラスを全損してしまったときは、こんな状態で沖縄に運べるのかなとドキドキしました。手早く修理が済んだので無事に持ってこれましたが(笑)。引っ越しや住居関係の費用負担は大きかったので、いま会社で費用補助など移住者向けのキャンペーンがあるのは子育て世帯にもチャンスだと思いますね。

(川村)沖縄は物価や家賃が安いと思っていたんですが意外と高いなぁと。移住することでお給料が上がるわけでもないので、暮らしていけるのかなっていうのは気になりました。ただ、雪がない分、暮らしやすくなる、お金はあとからついてくると思って迷わず来ました。沖縄も好きでしたし。

(綾部)私は入社が決まったあと旅行のついでに物件探しをしたんですが、その時に「あれ、北九州より相場が高いぞ」と気づき(笑)。まぁそこは一人だしゆっくり安いところを探せばいいかなと。いざ引っ越す際は、費用と日数に関して段取りをどう組んだらいいのかわからず不安でした。土日到着指定は2000円アップするとか、航空便は荷物に電池を入れたら怒られるとか、船便は1週間かかるとか、そういう細かいことにひーひー言ってました。

北海道から移住したての頃。お気に入りの沖縄料理店にて(川村)
北海道から移住したての頃。お気に入りの沖縄料理店にて(川村)

ー沖縄に来るにあたって、一番背中を押したのはなんですか?実際移住したスピード感もあわせて教えてください。
(石川)僕は仕事さえ決まっていれば生活はどうにかなると思っていたので、仕事をきちんと決めることでしたね。引き継ぎもあり、なかなか前の会社を辞めることができなかったので、移住を決心してから4か月ぐらいかかりました。

(川村)生まれ育った北海道は仕事も環境も充実しているから、そんなに出ようという気にならないけど、特に執着もなくて。北海道から出ないけど、心の底では出たがっている状態だったんです。仕事が決まって沖縄研修という機会を提示されたとき「雪がないとこに行ける!暮らしやすくなる!」と迷わず来ることを選びました。かかった時間は1か月ぐらいでしょうか。次の仕事が決まっていないと、なかなか会社は辞められなかったと思います。

(綾部)背中を押したのは「新しいことをやりたい気持ち」ですね。前の会社に10年いたんですが、異動もなかったのでそろそろ違うこともしてみたいなという気持ちが、大きくなっていたんです。大きな会社だったので守られている面もあったんですが、このまま年を取っていくのかなと思うと、考えてしまって…。転職は35歳限界説がありますよね。当時34歳ということもあって、新しいことにチャレンジするなら今しかないんじゃないかと。
編集の仕事は未経験でしたが、今までの経験を生かせそうな仕事に巡り合えたというのも大きいです。あとはタイミングですね。沖縄には友人と旅行に訪れたことはありましたが、2,3年前に初めて一人旅で来たんですね。その時に、自分にも一人で自由に行動出来るんだって思って。もともと保守的な性格なんですが、思い切ってやってみたら何とかなるんじゃないかって考えていたタイミングでした。上司の理解もあったので2か月くらいですね。

(山室)なんといっても子育てが大きいですね。僕も妻もともに沖縄が好きで、いつか住みたいねとは話していたんですが、子供を育てる環境を考えたときに思い切って沖縄に行こうと決めました。引っ越す際の物件は保育園を軸に探しました。

島をロードバイクで疾走!このあとのビールがたまりません(綾部)
島をロードバイクで疾走!このあとのビールがたまりません(綾部)

ー移住後、ライフスタイルの変化などあれば教えてください。
(石川)深夜帰宅の日々がなくなったので・・東京時代より格段に家にいる時間が増えましたね。離島も近いので気軽に遊びに行けます。沖縄は離島がたくさんあるので島制覇を考えています。

(綾部)沖縄には「のんびり」「スローライフ」というイメージがありますが、那覇は都会で普通に忙しいです。休日は海に行ったり、沖縄本島をロードバイクで走り回ったりしています。街に出ると、観光地やマニアックな場所がそこかしこにあるので、観光も楽しんでいます。あと、まわりにお酒好きな人が多いからか、気温が高いからなのか、お酒を飲む機会は増えたかもしれません(笑)。前職のオフィス周辺は工業地帯のような場所だったので、帰りにちょっと一杯傾ける機会もなかったんですが、今は周りにお店がいっぱいあるので、気軽に行けてしまうんです。

(川村)沖縄は年間を通じて暖かいので、冬も行動できるのがいいですね。北海道の冬は出歩くのが大変でして・・・冬用の服や靴を買わなくて良くなったし、衣服にお金を使わなくなったかなと。雪がないといつでも帰れるので、仕事の時間は増えました。残業するしないは自分で決められるので、自分で管理しないと残ってしまう面もあります。

(山室)たしかに、どこでもポロシャツにステテコにビーチサンダルで行けちゃいますもんね。
僕は通勤にともなう片道90分の満員電車生活がなくなったのも大きな違いで、今はバイクで通勤しています。晴れた日は家族で海に遊びに行って、子供と一緒にシュノーケルをしています。車社会の沖縄ですが、レンタカーが安いのでマイカーを持っていない人でも意外と不便さはないと思います。

自ら遊んでこそ、本気でユーザーにお薦めできる!(山室)
自ら遊んでこそ、本気でユーザーにお薦めできる!(山室)

ー今の仕事や個人の夢について教えてください。
(山室)前職も営業でしたが、有形のモノから無形のサービスを扱うようになったのが大きく違いますね。使う用語もそうですがWebは考え方が違うなぁと。目に見えない体験を売っているサービスなので、ホワイトボードを使って頭の中を整理したり考えることが多くなりました。
沖縄の海の魅力に出合うアクティビティのプランを、事業者の方と一緒に作っているんですが、自分自身がお薦めできる体験をユーザーに提案できることにやりがいを感じます。日本で見られる「クマノミ」は6種類なんですが、沖縄ではその全部に会えるんですよ!カクレクマノミやウミガメに会いに行くプランなど、協力して作った商品に反応があると嬉しいし、ユーザーに楽しんでもらえると、沖縄の観光産業に貢献しているのを実感します。

(川村)もともと車が好きだったので、レンタカーという商材を扱うのは楽しいですが、何より自分の考えや意志を反映して仕事ができることが面白いですね。今は北海道エリアを担当しているんですが、北海道と沖縄は季節の変動が大きいところも共通しているので、沖縄の市場を理解できるようになれば、北海道にも対応できるんじゃないかと考えています。Web上の商品なので当初は売れる実感が乏しいなと感じましたが、実際のモノと違って次々と手を打てること、見せ方や施策ですぐ数字となって見えることに手ごたえを感じます。沖縄で暮らしてみて、過ごしやすいしずっとここにいたいなぁと思います。

(綾部)Webはスピードを重視しますよね。とにかく世に出して、反応を見て改善していくので「どんどん変化する」というのが新鮮です。無から有を生み出していくために、仕組みづくりから考えなければいけないのも違いますね。前の職場では、さまざまな仕事が仕組み化されていて、その背景や理由について全然気にしてもいなかったようなことが、ここでは自分でやらなきゃいけなかったりして。今までは見えなかったユーザーやお金の動き、間接部署の人の様子が身近に見えるようになりました。私はWeb観光ガイド「あなただけの旅しおり」を運営しているので、おいしいお店や観光情報が入ってくるようになったのと、お客さんの声がダイレクトに感じられるのが面白いです。あと変な言い方かもしれませんが、みんなちゃんと仕事しているなーと。会議でもみんな自分の意見を持っていて発言するし、スピードも速い。

(石川)業務の幅も広いし、なにごとも自分で考えて調べて取り組まないといけない面はありますが、その分スキルがついてきている実感があります。目まぐるしく環境が変わる中で、なんとか生きてる感じもスリリングです(笑)。安定はないけど責任感を持って、みんなが必死になっているこの環境、僕は好きですね。
東京で生活していたころ、仕事にも慣れてきて”自分はこのまま年を取っていくのかな”という思いがよぎったんです。それでも日々の業務は山積みだし、深夜帰りの日々が続いていて。業務内容が区切られているのは効率的なんですが、限定された業務しかできないことに退屈してしまって。この会社はスリリングだし、ここでスキルを身に着けたら、どこでも生きていけるんじゃないかって思っています。
観光×地域×Webでお金を生み出すことを、ここ沖縄でできれば全国どこでも行けるんじゃないかという気持ちもあるので、日本全国を転々としたいですね。宮古島が好きなので、宮古島でパムの支店か営業所を作れたらいいなぁ、と。

ほか、バス路線図の見方がイマイチわからないこと、飲食店が土日は閉まっていること、通販は送料無料とあっても沖縄地域が除外されていないか確認して、沖縄配送も無料のサイトを探すなどの”あるある話”も飛び交いました。
石川・山室が「単身だったら沖縄に来ていないと思う。旅行先としてしか考えていなかった」と話していた一方で、綾部・川村は「単身でなかったら移住という選択はしなかったと思う」と話していたのが真逆で印象的でした。パムにはIターンの社員がたくさんいますが、それぞれ背景やタイミング、移住のきっかけは十人十色なんだと再認識させられました。移住が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

それぞれの移住エピソードで盛り上がる4人
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