始まりは北海道支店メンバーの実体験
「ラフティング」というアクティビティを知っていますか?
みんなでゴムボートに乗って、渓流や川をオールで漕ぎながら下っていく、夏にピッタリの遊びです。パムの北海道支店の山本は、支店のメンバーと連れ立ってラフティングを体験したときの様子をこう語ります。
「北海道支店は、ビアガーデンやワカサギ釣りなど休日もよく遊びに行くし、勤務中の雰囲気も和気あいあいとしていて、メンバーの仲は良いほうだと思っていたんですけれど・・ラフティングのあとは、もっと一体感を感じるようになったんです。変な言い方かもしれませんが、仲良い状態のさらにその先があるんだなって」
半年後、新たな北海道の魅力にスポットライトをあてるキャンペーン構想が持ち上がり、ラフティングに白羽の矢が立ちます。
北海道のラフティングは知られていない!?
キャンペーン内容の検討にあたって調査を進めると、北海道のラフティング市場はまだ大きくないことが分かりました。周囲の20、30代の札幌在住者に聞いてみても経験者が少なく、知っているのはラフティングという名称と川を下ることだけ。具体的にどのような体験ができるのか、どこで体験できるのか、どこに申し込めば良いのかなどは殆ど知られていませんでした。
「水を掛けあったり、川に落としあったり、崖から川に飛び込むチャレンジがあったり、ラフティングの具体的な楽しみ方を知ってもらいたいと感じました。特にキャンペーンの舞台として設定していたニセコは札幌からのアクセスも良好。北海道の新たな名物になりうる可能性があるんじゃないかと感じたんです」
新たな切り口を探し求めて
激流のスリルや大自然といった、よく耳にするものとは別の切り口でラフティングの魅力を表現できないか。この課題に対して北海道支店全員で意見を出し合い、社内アンケートや友人・知人へのヒアリング、クライアントへの調査を行いました。長い議論の末、「ラフティングをすることで、人との関係性が深まったり、新たな一面に気付いた人が多い」ことが浮かび上がり、キャッチコピーは「ラフティング効果」に決定。ラフティングを経験している北海道支店のメンバー一同、これだ! と納得できるものでした。
中でもこの夏は、”激流をくだるスリルが吊り橋効果みたい”という点に着目し、「恋に落ちる」効果にフォーカス。ニセコの事業者様と連携してお得な体験プランを開発し、特設サイトで発信しているほか、ポスターやチラシなどで札幌エリアを中心にアピールに取り組んでいます。
「このキャンペーンは一年で終わらせるつもりはありません。今年はニセコエリアの夏の目玉として始めますが、来年はさらにパワーアップさせてエリアを拡大していきたいと考えています。私たちの強みは、何といっても現地・北海道にいること。ラフティング以外にも、北海道のあまり知られていない魅力を私たち自身でどんどん発掘して、ユーザーに届けていきます」
同乗者の意外な一面を目にすると同時に、自分も普段出ない姿が出てしまうラフティング。この夏、ラフティング効果を体感したら、ぜひ「たびらい北海道」facebookページのコメントで教えてください。