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2018.07.26

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天体観測の“当たり年”は沖縄・八重山諸島が最適

画像提供:Coral-foundation西表島inc.

今週末は月食と火星の大接近が観測可能

 今年は天体観測の“当たり年”。7月28日は、皆既月食が観測でき、深夜から明け方にかけて食が起こり、月食中に月が沈む「月入帯食」となります。7月31日には、火星が地球に5,759万キロメートルの距離まで近づき、この前後は観察の好機となります。
 実は2018年は火星の大接近や月食以外にも注目すべき天体イベントがあります。三大流星群とも呼ばれる「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」のうち、ペルセウス座流星群(8月12日~13日にかけて24時~明け方)とふたご座流星群(12月15日夜半~夜明け前)については、流星群が一番多く見られる時間帯や月の満ち欠けの条件が良く、多くの流星を見ることができます。※1
※1:国立天文台より引用

天体観測は八重山諸島(沖縄)がオススメ

 今年3月30日(金)、沖縄・八重山諸島にある「西表石垣国立公園」が日本初となる「星空保護区」に認定されました。これは国際ダークスカイ協会(IDA)による「星空保護区認定制度」の認定を受けた日本初の地域です。「星空保護区認定制度」は、暗く美しい夜空を保護・保存するための優れた取り組みを称える制度です。認定には屋外照明に関する厳格な基準や、地域における光害に関する教育啓発活動などが求められており、その厳格な基準をクリアした八重山諸島はまさに天体観測のお墨付きです。


八重山諸島では、21個ある一等星の全てを見ることができ、星座も全部で(国際天文学連合が定めた)88あるうちの84を見ることができます。本州では見られない星も多く見られ、観測できる星の数は日本で一番ともいわれています。また、八重山諸島では12月下旬から6月の末ごろまで南十字星を見ることができます。南十字星は南方にある星座のため、北半球ではなかなか見ることができません。
また、石垣島は、望遠鏡で見てもほとんど星が揺らぎません。これは、ジェット気流と呼ばれる偏西風の影響が本州上空に比べ八重山上空では少なく、大気が安定しているからだといわれています。
たびらいでは、そんな星空が美しい八重山諸島で開催されている数多くの星空ツアーやアクティビティをご紹介しています。

小浜島でハンモックに揺られて星空観察
http://www.tabirai.net/sightseeing/special/allamanda-kohamajima/#link-2

西表島の星空ツアーで南十字星や天の川を
http://www.tabirai.net/sightseeing/feature/experience029.aspx

石垣島で星空がきれいに見えるホテル5選
http://www.tabirai.net/hotel/okinawa/yadokurabe-ishigaki-starry-sky/

南の島の星まつり|観察会あり、ライブあり、出会いあり。県内最大級の星空イベント
http://www.tabirai.net/sightseeing/column/0003860.aspx

2018年の天体ショーを「星空保護区」の沖縄・八重山諸島で楽しむのはいかがでしょうか?