旅をするときに、ホテルや旅館をどんな風に選んでいますか。
立地や価格はもちろん大事ですが、「そこでどんな時間を過ごせるのか、どんな体験ができるのか」ということも旅の重要な要素ではないでしょうか。
しかし、それを事前に知りたいと思っても、公式サイトやレビューサイトなどを読み比べ、写真を見て想像するくらいしか手段はありませんでした。
現地にいる私たちなら、それぞれの特色を考慮しながら、利用シーンやこだわり別に宿泊先をおすすめすることができるはずだ。パムにはそんなことを真剣に考えているチームがあります。
人呼んで「いい宿研究会」。
自分たちの目で見て、泊まって、調査する
沖縄在住のメンバーで構成されるこの「いい宿研究会」は、まるで現地で暮らす友人のように、誠実な提案ができるように、沖縄県内のさまざまな施設を実際に見て、泊まって調査を行い、情報を蓄積しています。具体的な経験を基に議論を重ね、生み出されているのがたびらいの「宿くらべ」。たくさんあるホテルの、何を見比べたらいいのかがわからなかったり、ホテル選びの決め手がないなと困ったりしたことがある人に見てもらいたいコンテンツです。
沖縄には年間800万人近くの観光客が訪れており、それに比例するようにホテルの数も多数あります。価格もピンからキリまで、形態も民宿から気軽な素泊まり宿、リゾート感のある高級ホテルまでさまざま。また新しいホテルも次々にオープンし、名称の変更や、改装リニューアルなどホテルをとりまく状況も刻々と変わっています。
多数ある選択肢の中から、まず、友人にすすめられるホテルであることを大前提に、家族旅行、赤ちゃん連れの旅行、女子旅など自分の友人が旅行するシーンを思い浮かべホテル選別をスタートします。「誰といつ旅行するのかな？」「どういう目的の旅行にピッタリかな？」とメンバーで議論を繰り返します。プライベートでの利用も含め、メンバー全員の宿泊体験、様々な宿への取材経験すべてをあわせて、ホテルをピックアップ。気になることは直接取材し、ホテルに確認をとりながら、実際に訪れる人の気持ちになって、細かく深く情報を集めていきます。
現在では「赤ちゃん連れに嬉しいホテル」「カップル向けホテル」「ペット連れに嬉しいホテル」など、沖縄では６０以上の「宿くらべ」を紹介しています。
沖縄から九州、そして北海道のホテル・旅館へ
沖縄から始まったこの活動は、既に九州でも始まっており、今後、北海道でも展開していく予定です。
それぞれの地域で「いい宿研究会」を発足し、「友人が訪れるとしたら、どういうシーンで、どんな風にどのホテルを勧めるだろうか？」と考えながら、研究と議論を重ねていきます。
根っこにあるのは、旅行を満喫してほしいという気持ち。そしていつかは、たびらいの宿くらべが「宿泊先選びの指針」として多くのユーザーに使っていただけることを目指しています。
どうぞご期待ください。